vol.96【お役立ち情報】ものづくり補助金の申請について

(毎週木曜日配信)財務編
銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー
社会保険労務士 今西章


・・・事業計画内容はこうしてまとめましょう。

ものづくり・商業・サービス補助金の第2次公募が始まり、お問い合わせをいただく機会が増えてきました。

補助金の内容についてのお問い合わせはもちろんですが、補助金の申請にあたって、「事業計画の内容をどのように書けばいいのか」というお問い合わせもいただきます。

最近の補助金募集では募集要領と一緒に申請書の記入例も公表されて書きやすくなったと思いますが、自社の事業に置き換えて策定してみると難しいようです。

■ 事業計画内容のまとめ方
事業計画の内容をまとめるということは、
「なぜその事業を計画するのか。なぜその商品・サービスを提供しようと考えるのか」を説明することだと思います。

そのためにまず、
・自社の概要
・自社を取り巻く市場環境
・同業他社との比較
・顧客・取引先、ユーザーのニーズ
などの説明が必要です。

そして、それらを踏まえて
・自社の抱える課題
・課題を解決するための施策
・その施策を実行する方法、手段、スケジュール、費用
・課題を解決することで得られる効果
の順に説明していくとまとめやすくなります。

事業計画の策定についてお問い合わせの際は、
「なぜその事業、その商品・サービスを提供しようと考えるのか」をお聞かせくだされば、
当事務所で事業計画策定の支援、アドバイスをさせていただきます。

ものづくり補助金の第2次募集の締切りは8月11日です。

事業計画書の提出にあたっては、
認定支援機関に事業計画の実効性の確認をしてもらうのにある程度の日数が必要です。
早めにご相談ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今西章(社労士 銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー)