vol.95【お役立ち情報】ものづくり補助金の第2次公募について
(毎週木曜日配信)財務編
銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー
社会保険労務士 今西章
・・・今年最後のチャンスを活かしてください。
ものづくり・商業・サービス補助金の第2次公募が始まっています。
募集の締切りは8月11日(月)です。今年最後の募集です。
第1次公募で、惜しくも採択されず再チャレンジを考えている方が事業計画を練り直して応募することもあり、第2次公募は例年採択率が厳しくなります。
しっかり準備して応募してください。
■今年のものづくり補助金には、【ものづくり技術】と【革新的サービス】の二つの類型が設けられました。
補助金額はそれぞれに、
〇成長分野型 :補助上限額 1,500万円(補助率2/3)
〇一般型 :補助上限額 1,000万円(補助率2/3)
〇小規模事業者型:補助上限額 700万円(補助率2/3)
となっています。
※【ものづくり技術】
[中小ものづくり高度化法]11分野の技術を活用した事業であることが必要です。
※【革新的サービス】
他社にない革新的な役務提供等を行う、3年~5年の事業計画で「付加価値額」年率3%および「経常利益」年率1%の向上を達成する計画であることが必要です。
■幅広い中小企業・小規模事業者が利用できるようになりましたが、第1次公募の採択状況を見るとやはり【ものづくり技術】の採択が多いようです。
【革新的サービス】であることの説明が難しいことがその要因の一つと思われます。
次の項目順に事業計画を組み立てて、取組内容を具体的に記載してください。
(1)現在の事業概要と革新的サービスに取組む理由
(2)取組内容の新規性と計画のポイント
(3)計画期間の各年毎に取組む設備投資、雇用増、売り上げ増等の内容や効果
(4)付加価値額及び経常利益の目標の設定
今年最後のチャンスです。しっかり準備して応募してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今西章(社労士 銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー)