vol.489【お役立ち情報】 小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>について

小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>について

…第6回の受付締切日は令和4年3月9日です。

(毎週木曜日配信)財務編
銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー
社会保険労務士 今西章

小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>は、小規模事業者が新型コロナウイルス感染拡大防止のための対人接触機会の減少と事業継続の両立を図るための事業計画を作成し、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入に取り組む場合に費用の一部を補助してくれるものです。
通年公募の中で複数回の締切日が設定されてきましたが、第6回の受付締切日は令和4年3月9日となっています。
締切日間近は申請のアクセスが集中して処理時間が長くなります。早めにご準備ください。

概要をみておきましょう。

■補助対象者

次のような小規模事業者である株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、特例有限会社、企業組合、協業組合、個人事業主等が対象です。

  • 常時使用する従業員数が5人以下の卸・小売業、サービス業(宿泊業・娯楽業を除く。)
  • 常時使用する従業員数が20人以下の宿泊業・娯楽業、製造業その他
■補助対象事業

ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産性プロセスの導入等に取り組み、感染拡大防止と事業継続を両立させるための対人接触機会の減少に資する前向きな投資を行う事業が対象となります。
例えば、飲食業の事業者が、大部屋を個室にするための間仕切りの設置を行い、予約制とするためのシステムを導入するような事業が対象となります。

■補助対象経費

補助対象事業に係る次のような経費が対象となります。

機械装置等費、広報費、展示会等出展費、開発費、資料購入費、雑役務費、借料、専門家謝金、設備処分費、委託費、外注費、感染防止対策費

■補助金額等
  • 補助上限額:100万円
  • 補助率:補助対象経費の3/4
■その他

この補助金の申請は、補助金申請システム(名称:Jグランツ)でのみの受付けとなります。
Jグランツを利用するにはGビズIDプライムアカウントの取得が必要です。未取得の方はお早めにご準備ください。

詳しくは事務局のホームページをご確認ください。
https://www.jizokuka-post-cor
ona.jp/

今西章(社労士 銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー)