vol.430【実践コラム】持続化給付金の申請について

…申請受付が令和3年1月15日で終了します。

(毎週木曜日配信)財務編
銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー
尾川充広

持続化給付金の申請期限が令和3年1月15日に迫っています。申請がまだの方は、受給漏れがないよう今一度要件を確認してください。

■ 給付対象要件の確認

まず、決算書ファイルに綴られている「法人事業概況説明書」で前年度の月別売上高を確認します。今年度の売上高が前年度と比較して50%以上減少している月があれば申請の要件を満たしています。

■ 必要書類の準備

申請には下記資料が必要になりますので事前に用意しておきます。webサイトから申請しますので、最終的にはPDFにしたり写真を撮ったりするなどしてデジタルデータに変換する必要があります。

  • 確定申告書別表一(1枚)
  • 法人事業概況説明書(2枚)
  • 法人税及び地方法人税のメール詳細(1枚)
    ⇒1~3は通常決算書ファイルに綴られています。但し、3は確定申告書に税務署の受付印がある場合は不要です。
  • 売上が減少している月の証拠資料
    ⇒経理ソフトから出力した売上元帳、エクセルで作成した売上データ、手書きの売上帳などで問題ありません。但し、何年何月の売上高であるか明確に分かるようにしておきましょう。
  • 通帳の表面と見開き1,2ページ面のコピー
  • 運転免許証など本人確認書類
■ 申請

https://jizokuka-kyufu.go.jp/form/top_register.html
にアクセスし、仮登録から本登録を行い申請フォームから申請します。
申請フォームに従って設立年月日や資本金の額などの基本情報を入力するだけですので、比較的短時間で申請可能です。

尾川充広(銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー)