vol.148【お役立ち情報】「小規模事業者持続化補助金」について

(毎週木曜日配信)財務編
銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー
社会保険労務士 今西章


…小規模の卸・小売り・サービス業の方は是非ご検討ください

「小規模事業者持続化補助金」の追加公募が7月3日から始まりました。
締切は7月31日(当日消印有効)です。

これまでの1次、2次公募では約24,000件の小規模事業者が採択を受けて事業を開始しています。

当初の計画では、約252億円の予算により3万の事業者を支援する計画となっていました。

今年最後の募集になるかもしれません。是非ご検討ください。

【補助金の概要】
この補助金は、小規模事業者が商工会議所・商工会の助言等を受けて経営計画を策定し、販路開拓(創意工夫による売り方やデザイン改変等)に取り組む場合に、その費用の2/3(上限50万円)の補助が受けられるというものです。

■補助対象者
対象となるのは次の小規模事業者です。
◇常時使用する従業員数が5人以下の卸・小売業、サービス業
◇常時使用する従業員数が20人以下の製造業その他
※常時使用する従業員数には、パートタイムは含まれません。

■対象事業
販路開拓等のための取組が対象になります。
【取組み例】
◇広告宣伝
 新たな顧客層の取り込みを狙い、チラシを作成・配布する。
◇集客力を高めるための店舗改装
 幅広い年代層の集客を図るため、店舗のユニバーサルデザイン化に取組む。
◇展示会・商談会への出展
 新たな販路を求めて国内外の展示会に出展する。
◇商品パッケージや包装紙・ラッピングの変更
 新たな市場を狙って商品パッケージのデザインを一新する。

■補助金額
補助金額は、対象となる取組に係る費用の2/3以内(上限50万円)です。
※次の取組を行う場合は上限額が100万円になります。
◇雇用を増加させる取組
◇従業員の処遇を改善する取組
◇買い物弱者対策の取組

申請にあたっては所定の様式による「経営計画書」、「補助事業計画書」を策定し、最寄りの商工会議所、商工会に提出して「事業支援計画書」を作成してもらう必要があります。

早めにご準備、ご相談ください。

今西章(社労士 銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー)