vol.90【お役立ち情報】「創業(第二創業)」をお考えの方に
(毎週木曜日配信)財務編vol.90
銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー
社会保険労務士 今西章
◆早めの準備が大切です。
「創業補助金」の公募締切日は平成26年6月30日です。今年は予算の関係で、今回の募集で終了になると思います。
創業(第二創業)をお考えの方には今年最後のチャンスです。
お早めにご準備ください。
また、この補助金は将来の創業や第二創業以外にも、
■ 平成25年3月23日以降に個人開業または会社・企業組合・協業組合・特定非営利活動法人の設立を行った者。
■ 平成24年9月23日以降に事業承継を行っている者。
も対象になります。この機会に是非ご検討ください。
創業補助金は、既存技術の転用等により新商品、新サービスを提供することで地域の需要や雇用を支える事業、海外需要の獲得を目指す創業(第二創業を含む)に対して、人件費や店舗等借入費、設備費等の創業に要する費用の2/3(上限200万円)を補助するというものです。
※原則として交付決定日(10月頃の予定)以降に契約・発注等を行い、支払いをした経費が補助の対象となります。
一次締切り(平成26年3月24日)応募分の採択状況は、1,593件の応募に対して761件の採択となっています。
昨年の採択状況をみると早い回の募集のほうが採択率が高く、回を重ねるごとに厳しくなっていますので、しっかり準備する必要があります。
◆入念な資金計画が大切です。
創業補助金は補助の対象となる事業が完了し、所定の手続きを済ませた後で支払われます。
補助事業期間は平成27年8月末日までとなっていますから、補助金を受け取れるのは早くても来年の4月頃、遅ければ来年の12月以降になると思われます。
その間の資金計画、資金調達のめどをしっかり立てておく必要があります。
金融のプロでもある当事務所で事業計画の策定を支援いたします。
早めにご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今西章(社労士 銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー)